マシンあれこれ



【アイギス/Aegis】機体サイズ:中(人間の六倍程度の全高) クラス:ノーブル

白い装甲の、ノーブル・アーマー。
自分では及ばない発案で開発されたカリバーンの、
すべてのスペルコードを解明したニーズホッグがアレンジを加えて生み出した機体。
本来はエクスカリバーという名が与えられた、ノーブルマシンカリバーンの後継機であったが、
ザノンによってアイギスと名付けられる。
高速移動と高出力の接近戦武器による溶断を本懐とする機体、とされている。
特にパイロットがラッシュ状態の場合のその最高スピードとパフォーマンスは凄まじく、
接近戦であっても視覚でその動きを追うのはほぼ不可能である。
ある程度空気抵抗と慣性を魔法的に排除して運動することが可能であるらしい。

標準武装は刀と太刀を一本ずつと、腰部の対地マジックミサイル四門のみであるが、
88モー・アルシーブ(ma)砲、ジェネレータ・コネクト120ma魔装破城砲、37ma機関砲と言った
各種の砲を運用できる出力を持ち、
多様な白兵戦武器初め、非常に多岐に渡る追加武装を施す事が可能になっている。
ただし、追加武装を施した場合の能力は著しく下がる為、
汎用性という部分に関しては今ひとつというところもあるのは否めない。

基本兵装だけである場合、
他に類を見ない程の高速・高機動性を発揮する事が可能な機体である。
パイロットの状態によって
著しくパフォーマンスの変わるMDM、エクスキューショナーと、
カリバーンには装備が見送られた、カリバーンよりも完全な分子加速能力を利用した
戦略目標を対象とする新兵器を装備している。




【カリバーン/Caliburn】機体サイズ:中(人間の六倍程度の全高) クラス:ノーブル

黒い装甲の魔装鎧。グーヴァイン市での戦闘で一年前に大破したが、
アイギスを作成した技師の手によってフルレストアされ、改修が施されている。
現在は、人間で言う右目部分が装甲によって塞がれており、片目を現した異形の頭部を持つ。
武装面での特長はアイギスと共通する部分が多い。
その高い出力を瞬間的に全て攻撃の為に開放し、
状況によっては接近戦用武器の一撃で大型ルサンチマンを浄滅する事さえ可能である。
回収前に比べて、若干、武器の併用時の挙動がスムーズになるように手を入れられている。
アイギスに比べた時に数少ない違いとして上げられるのが、
魔法兵装ワイルド・ハンツマンによる制限付きの短距離瞬間移動が上げられる。
発動時には物質間の斥力を無視して移動する事も可能であるが、
斥力を無視できるのは超短時間である上に、その時間を超過した後にはその斥力がそのまま機体に働き
ある程度以上の質量の存在する空間に移動するのであれば、
多大な負荷に起因する機体の大破を覚悟しなければならない。
アイギスと同じMDM、エクスキューショナーを使用可能。




【ダィンスレー/Dineslay】機体サイズ:中(人間の七倍弱程度の全高) クラス:ノーブル

下腹部にコクピットを持ち、胴体は細い腹部から美しい曲線を描いて胸部へと続く。
脚部は、踝がやや強調された造形であり、伴って、足首は細くなっている。
肩部装甲は上腕部と一体化しており、指先までが一本の曲線となる、細い作りの腕部と
機体後部まで延びる特徴的な細長い頭部を持つ。
機動力と、自由度の高い三次元戦闘モードの実現を両立した高機動機。
接近戦に強いが、武装によってフラ・ベルジャ程度の中距離線攻撃能力を発揮する事も可能。
ニーズホッグによって考案され、グレンによって機体のすべてのスペル・コードが公表されている為、
ノーブルマシンにしては購入、製造にかかる制限が緩い。
ノーブル・マシンの中では比較的扱いやすく、ナイトガルド各地で運用が散見される。
内蔵火器を持たないのも特徴の一つであり
固定武装としては珍しい、四肢の装甲への攻撃能力の付与の為の機構を持つ。
通常のダィンスレーは、発生させたエネルギーを空間中の重粒子と結びつけて、攻撃のためのエネルギーに転化し、
展開した独自フィールドで殴打する事で目標を攻撃するが
グレンの搭乗する四枚のショートフィンを背負った
黒と金のカスタム機・ダィンスレーBzbはこの機能の方向性を変えて強化されており、
アーク放電に似た現象を装甲の周囲の空間に引き起こし、攻撃部位を溶断、局所的に蒸発させる事を可能としている。
魔法、魔装による物理衝撃緩和能力に影響を受けづらい属性の攻撃である為、
この機能がダィンスレーを特徴づけるものであると言えるだろう。
大気に干渉して運動させ、指向性の衝撃波を生み出すMDM、リッパーを使用可能。
Bzbの使用するリッパーの亜形、ジャック・ザ・リッパーに関しては地形追従する衝撃波を
横軸全方位に発生させる事ができるが、相当状況を選ぶため、これは余り実戦的とはいえない。




【グングニル/Gungnir】機体サイズ:大小(人間の九倍程度の全高) クラス:ノーブル

単独での特殊な任務に対応した騎体。
先行、離脱ともスムーズに行えるよう長距離高速移動に主眼を置いて当初は開発されていた。
先進的な技術が随所に取り入れられた魔装鎧。その戦闘能力は群を抜いており、
火力、戦闘能力に劣る空戦主体の魔装鎧でありながら、アイギスに迫る攻撃能力を有している。
また、騎槍に集中した武装も豊富であり、
分岐型時空間占有兵装ドラウプニル初め、過剰な程充実した兵装によって
防御性能も鉄壁と呼んでいいものとなっている。
試験型でありながら非常に高次元で安定した性能を発揮する
魔装鎧といえるが、
量産時にはコストの関係から機能の一部はオミットされる予定である。





【クイシトウ/Cuiesietou】 機体サイズ:中】機体サイズ:中(人間の七倍程度の全高)

戦略防衛魔装鎧と呼ばれるカテゴリに分類される、ノーブルの中でも希少な能力を持つ騎体。
もとは禁騎士団の騎体であったが、アレキサンダーが王都を離れる際に自分の財産の大半を使って購入し、
降魔騎士団に持ち込んだという経緯がある。
三次元戦闘モードを有していないが陸上に於ける機動性能は高い。
腕力が低く、直接攻撃の能力はノーブルの中でも相当低いが
それを補って余りある防衛能力を持ち
その防衛能力に拠る拠点防衛を軸に運用されることが多い。
運用コストが非常に高く、
使用した場合に魔力変換の為の鉱物の平均使用量は実に一分辺りで数百倍の消費量を叩き出す魔装兵装を搭載している。
これはコンバータが要求されるエネルギー量に対して充分な変換を達成できない場合に
原動力用構造体のエネルギー変換の効率を落として物量で賄うためと言われており
王都ではクイシトウのデータを元にコンバータの改造が進められている。
航続力に難がある
特殊な機体ではあるが、機動性、防御魔法によって
機体ダメージ回避能力は別次元のものとなっている。





【デアブロウ/Diablow】機体サイズ:中大(人間の八倍程度の全高) クラス:アンコモン

黒メインの装甲を持つアンコモン・アーマー。
頭部の牙の装飾が非常に印象的である。
非常に優秀な軽量化の模範であるフラ・ベルジャのフレームを改造して
軽い分は強力だが重いジェネレータと
50ma対物ライフル・ドルガノウや、100ma対空砲等の非常に多彩な追加武装と
追加兵装を積めるだけ搭載できるようにしたという概念の機体。
また、本来は支援車両の搭載する
大型魔導砲、バニシング・レイを頭部に搭載している。
結果、重量がかさみ、
機体コントロール精度は相当難がある部類に入るが
総合的な性能は高い。
時として、ノーブルに
限りなく近いパフォーマンスを発揮する為
セミ・ノーブルと称えられるアンコモン・アーマーの一体である。




【バジユラー・オーガ/Vajra.O(Ogre)】機体サイズ:中大(人間の八倍程度の全高) クラス:アンコモン

樽の様な直線的なシルエットが特徴の、
アンコモン・マシンで最大クラスの遠距離攻撃能力を持つ、バジユラーの砲戦特化型カスタム機。
両肩に80ma対空砲二門、背部と腰部に二連装88ma対地砲を合計四門と、
手持ち武器にデアブロウも使用する50maライフル、ドルガノウを装備。
各所に大型機関砲を備え、脚部にマジックミサイル発射口六門を持つ
砲の発射の反動に耐える為フレームを強化されており、装甲も厚く、ジェネレータ出力も相当な為、
攻撃に耐える能力も水準を大きく上回るが、機動力は絶望的。
魔装鎧というよりも、移動砲台という概念で運用される場合が多いかもしれない。




【マツカブイ/Mazckabuie】機体サイズ:中大(人間の八倍程度の全高) クラス:アンコモン

重装甲冑のような装甲と、バレルヘルムの様な頭部を持つ接近戦用の重アンコモン・アーマー。
固定武装は胴体の小型機関砲。
頑強なフレームと装甲を持ち、ジェネレーター自体も大型で有る為、非常に打たれ強い。
魔法、物理攻撃が飛び交う最前線を構築するラインマンとして、最後まで残っている事を
テーマとして設計されている、受動防御に優れる機体。
サバイバビリティはかなりの物であり、
接近戦時の攻撃能力も高い。(特に、中型ルサンチマンとの格闘戦の相性が良好)
盾を装備した場合、かなりのダメージ耐久能力を発揮する。
盾のほかにも、小型武器の併用も可。
ゴールデン・コヨーテのマルコの使用するグレーのマツカブイの右腕腕部は、純正のものではなく
内部に機関砲を収納してある。




【ハバルド/Habeld】機体サイズ:中小(人間の六倍弱程度の全高)クラス:アンコモン

刀の様に細長い頭部、全体的にずんぐりとした丸い身体のアンコモン・アーマー。
背中から肩に対空速射砲が二門据えつけられている。
分類上はクワィケンと同じサイズだが、クワィケンより一回り大きい。
中型魔装鎧向きの
重い武器も運用できるように
重量のあるジェネレータを積んでいる為、
装甲はクワィケンよりも更に薄く、機動性能も低い。
しかし、精密作業の精度が高く、
腕力も有る為、低い機動性能という制限を乗り越えて
被弾を抑えることが出来る前提があれば接近戦も
こなせる機体と言えるが、その性能のアンバランスさから乗り手を選ぶところがある。
機動性能の低さと、精密作業の精度の高さ故の敏感さに適応でき
小型サイズのボディバランスの機体を操るのに長けた者でないと
有効に機能させるのは難しいだろう。




【クワィケン/Kwaieqwen】機体サイズ:中小(人間の六倍弱程度の全高)クラス:アンコモン

傭兵部隊などで一般的に改造されて運用される
優秀なアンコモン・アーマー。
水準以上の機動性と、
重量に対してジェネレーターの性能が良い為武装の拡張性が高い。
アンコモンアーマーとしては非力な部類ではあるが、
アサルトライフルを使用するには問題ないレベルの為、主武器にアサルトライフルを使用する場合が多い。
やや機体サイズが小さく、耐久能力は低いため、体格に優る相手の攻撃を受けると脆く
集団戦で相手の攻撃を封じながら戦うのが基本となる。




【レクイエン/lacuyem】機体サイズ:中大(人間の八倍程度の全高)クラス:アンコモン

両肩に装甲盾を装備し、厚い胸板と肩幅の広い逞しい格闘家を思わせるシルエットを持つ魔装鎧。
四肢は末広がりのなだらかな曲線を持っており。
頭部は鶏冠のついたひさしつきの兜を模した形状をしている。
フラ・ベルジャよりも若干耐久能力に勝り、攻撃能力も高く、機関砲を手首に内蔵しているが
機動力と細かなコントロール性能が犠牲になっている。
接近戦と中距離〜遠距離戦への対応を瞬時に切り替えられることを可能とする、
グングニルで開花した武装集約を目指した過程の
独特の装備、長大な魔剣銃を装備するが、遠距離攻撃時の詳細なエネルギーの調整が難しく
騎士の間での人気は今ひとつ。
ただし、機体そのものの基本性能は悪くないため、
武装を改修した後期生産型レクイエンHldrの流通が始まっている。




【 バッソウ/Basdau 】 機体サイズ:中(人間の六倍程度の全高)クラス:アンコモン

頭部は高さが短めだが、奥行きがあり、頬当てのような装甲が強調された格好となっている。
全高が有るわりには四肢は若干短く、太い。
肩部の装甲は装甲盾程ではないが長めで分厚く、
板状となったものが肩部から上腕部に重ねられた可動式のニ重装甲となっている。
直線的な装甲が多く、箱を組み合わせたような無骨なシルエットである。
次世代のフラ・ベルジャをテーマに開発され、各種新造システムに対応した新型魔装鎧。
フラ・ベルジャよりも各種オプション装備への換装が遥かに容易であり、
局地戦の対応はもとより
状況によってバジユラーやレクイエン、クワィケンの役割を担えるとも言える
換装による対応力、基本的な汎用性両方において特筆に値する拡張性がある。
ジェネレータとコンバータの重量軽減、総合性能の向上したフレーム技術の反映などによって実現した
ダィンスレーRにも匹敵する三次元戦闘モードの性能と機動力、また耐久性など
様々な性能の向上を果たした機体である。
ランサ・ロウの喜びの騎士団がルサンチマンとの戦闘で運用して戦果向上して以来、
本格的に量産機として生産が拡大され様々な領土で採用されている。
固定武装に頭部〜背部の可変機構に
ショートレンジバニシングレイ(srvr)を格納し、
ある程度までであれば魔法防御能力を持つルサンチマンに対しても
実に有効な攻撃能力が期待できる。




【フラ・ベルジャ/FraBelljuda】機体サイズ:中(人間の七倍弱程度の全高) クラス:アンコモン

中流、低層騎士階層を中心に広く愛用されている機体。
開発当初は他国の技術とナイトガルドの技術の粋を凝らした機体であった為、
相対的に、性能面、汎用性でも高位に位置し、同時に生産ラインの確保が難しく
希少な機体であった為ノーブルに近いアンコモンクラスに位置づけられていた。
現在は生産技術が普及したため量産も簡易に出来るようになり、アンコモンの中でも
相当な数の流通している機体であるが基本的な性能面では未だに現役である。
拡張の仕方によってその潜在能力を目的に合わせて大きく特定の方向に伸ばす事が可能であり
基本性能のバランスの良さから様々な比較検証にも用いられる騎士階級の現在の魔装鎧の基準でもあり
教科書とも言える機体でもある為、海戦、砂漠戦などの局地戦用から
対魔装戦を意識した霊子戦用までバリエーションも無数に存在する。。




【シビリアー/Civilier】機体サイズ:小(人間の四倍強の全高) クラス:コモン

グラデスを生み出した一世代前のコモン・アーマー。
非常に廉価で、グラデス一体あたりで、三体が購入できるというコストパフォーマンスを誇る。
しかし、純正のジェネレーターが貧弱で、コンバーターの、原動力用構造体からのエネルギー抽出・変換の効率も悪く、
武装を強化した場合、機体制動だけに出力を全て取られかねないという不安定な機体となっている。

しかし、そのタイトさとコストパフォーマンスが、
機体コントロールの訓練に最適とされて、実習用に購入する騎士団などに、需要はある。
軽装タイプは民間で運送・作業用として人気であるが、パワーの少なさから、建築用としては不人気である。

鍋をひっくり返した様な頭部が、胸の上に直接乗り、
全体は直線的なシルエットで構成されている為、少々角ばった印象がある。
シビリアーのシルエットは、どこかグラデスに通じるものも多いが、顕著な相違点としては、
胸や肩の装甲はグラデスと違い薄くなっているものの、胸部は薄い割りに広い。

手足と比較すると、そのアンバランスな平板のような胸部の広さが目立つが、コクピットハッチはその、
胸部中央である点も共通している。